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最高の歪みを創るプロジェクト 16 抵抗による音質の違い (自作エフェクター)
2007年11月15日 (木) | 編集 |
いつも見ていただいてる方にとっては、「なんで今回はデールなの?」と感じられた方もいらっしゃるようだ

たしかに、DAC,P.P.P&P.P.P PLUSのときには、デフォルトでソリスト(金皮)の抵抗を使っているし、オーディオ系のときに「テストするときは使っている」

これは当分変わらないと思う

なんせ、ソリストはクセがなく、音質もバランス良く、ピーク・ディップはないし、音飛びも良く、解像度も高く“スタンダード(規準)”とするのにうってつけだから・・・

それに対してデールは、良くも悪くもクセがある、つまり、「中低域が強め」というクセだ

この特徴が好みの人ははまるが、そうでないと・・・

しかし、今回のギターのエフェクターに関してはこのクセは「強烈に魅力的!」

力感・押し出し・中低域の強さは「おいしい!」

こう感じてるので、今回は全面的に好んで使ってる

ここで、DAC,P.P.P&P.P.P PLUSのときに触れなかったデールの抵抗のもう1つの材質的特徴について触れておこう

「リード線の材質」に特徴がある

「鉄系の素材」が使われてる→“磁性体”=磁石にくっつく

みなさん、鉄系の素材の音質って知ってますか?

鉄系の素材だと“独特のギラついた音がする(帯域がある)”のです

これが好きな人にはたまらないと思うけど・・・

私は、聴いていて「ん・・・」と感じる時があり、そのせいで鉄系のリード線を避けるようにしてる

しか〜し、真空管・タマのアンプでは、デールの巻き線を“絶対に使わないとならない出力管のカソード(自己バイアスの場合)”といった状況もあります

そういう時に、一般的なのは「リード線をできる限り根本で切って、通常の配線材でリード線の代用をさせる(好みの線を使うこともできる!)」という“技”を使ったりします!

こんなことを考えたりしながら、パーツを選んでみるのはいかがでしょうか?
最高の歪みを創るプロジェクト 15 自分でも・・・(自作エフェクター)
2007年11月12日 (月) | 編集 |
当然のことながら、人に勧める前に自分でもパーツのグレードアップは長期間に渡って試してる

MXR ディストーション・プラス,IBANEZ チューブスクリーマー TS9DXは、かなり長い間「自分の欲しい音を追求」してた

やったこと

MXR DISTORTION +

・すべての抵抗をデールの金皮 CMF-55に交換

・タンタルコンデンサーを数種のコンデンサーに交換

・ダイオードを他のゲルマ,1N914,1N4148,LEDを10数種,2段,1段&2段の非対称,2段&3段の非対称これも種類を変えてかなりの組み合わせ

・8ピンのディップソケットを装着し、OPアンプを数種類

・741のブランドをかなりの種類

→ 「ケミコンレス仕様」として、経年劣化による不動作を解消

MXR ディストーション・プラス自体非常にシンプルな回路だが、試すとなるとこれだけでも相当な時間を必要とした

ねらったこと

1.ヌケを良くすること

2.鮮度の高い音質にして、バンドアンサンブルでこもらないこと

3.ワイドレンジ

4.ザクザク感を生かすこと(チリチリさせない!)

5.中域を前に出し、ディストーションプラスの“ハイ上がり”を解消すること

6.ホットな感じに仕上げること

7.チューブのイカレてる感じを出したい

8.エッジが立ってること
できあがった音質

自己評価なので完全に主観的です!

MXR ディストーション・プラスを基調とするものの“もう別次元の音”になってる

おそらくブラインドテストをされたらMXR ディストーション・プラスと見抜けない(聞き分けられない)だろう

かなり“ねらいどおりの音質”は達成できたと思ってる

特に、ヌケが良く中域を前に出したチューブのイカレた感じとザクザク感はお気に入り!

せっかくなのでご紹介!

BOOSTED PLUS


あまりにオリジナルからかけ離れたので、「BOOSTED PLUS」と名付けた(笑)

LEDが2つ点灯すると「怒った顔になるデザイン」が気に入ってる

“私に似てる”との評価もあって「・・・」なんだけど

「RAINBOW」は当時、ジェイ・カビラがTVでサッカーの解説時によく叫んでいたフレーズ!

あの言い方が面白かったので、使ってみた

オリジナルパーツは、ジャック,DCアダプタジャック,基板(ラクして自分で作らず流用!)だけとなった

音に関わるパーツはすべて自分の耳で選んだモノとなっている

ダイオードの切り替えによる5WAYのトーン・セレクター,オーバードライブ・モードへの1発切り替えなど使い勝手も良くなってる

最終形態

1.別のシャーシに移動(一回り大きい、ハモンドのもの)

2.NOSのホワイトチキンのノブにチェンジ

3.ダイオードを5種ロータリースイッチで切り替え可能

 a ゲルマ1段対称

 b ゲルマ1段&2段の非対称

 c ゲルマ2段

 d 1N4148 1段対称

 e LED 1段対称

4.LM741のCANタイプを装着

5.極めつけは、もう1つフットスイッチを追加し、ダイオード・クリッパー回路をカットしたオーバードライブモード(最近言われる“ダンブル・モード”(←この表現キライ)ってヤツ)をフットスイッチ1発で切り替え可能なワイヤリング(これはものすごく実戦的だと自負!)

6.オーバードライブ・モード専用のLEDを追加

※2つとも、“カラータイマー”で赤・青・黄色にじわーっと変化していくタイプ(これお気に入り!)

こいつの「オーバードライブ・モード」は非常に魅力的なサウンド!

ダイオードクリッパーをバイパスするので、信号をカットしない分ゲインが上がるし音量も上がる

→「その音量差と音色の違いがサビ・間奏でリードをとるのにベストマッチ!」

そう遠くないうちに内部を晒します(かなりいい加減なコンストラクションですが・・・苦笑)
最高の歪みを創るプロジェクト 14 パーツ交換・・・(自作エフェクター)
2007年11月10日 (土) | 編集 |
加筆修正しました

「基板を組んで自作」ということが初めての人、「コピー製作をしている人」にぜひお薦めしたのが、手持ちのメーカー製のエフェクターのパーツ交換&グレードアップ!

たとえば、前回お伝えした「カーボン抵抗」をグレードアップして、「デールの金皮(CMF−55など)」に交換してみること、はいかがかな?

音ヌケ・音圧・音質のグレードアップにビックリされると思う!

値段も1本40円〜60円程度で買える

オーバードライブ・ディストーションなら、抵抗の数も多くても“せいぜい20本程度”だろう

1,000円程度なら“犠牲フライ”としても許せると思うんだけど・・・!(笑)

デールの金皮の音質

デールの巻き線抵抗の音質は定評がある(RSシリーズがお薦め!NSの無誘導タイプはちょっとね・・・)

インプレッションはこれと同様で「力感があり、ワイドレンジ」

巻き線とは異なり金皮抵抗なので「分解能も高く・ヌケも良い」

1つくらいお店を紹介しないと・・・(入手方法がわからない、といわれると困るので・・・)

デールの1W,1/2W以外にもエフェクターには便利な1/4Wも扱ってるお店として

改称して「パーツランド」になった「ナリタ」さんを紹介しておく


ちょっと、ショップのホームページが見にくいが、エフェクター関連のパーツが充実している

URLはこちら http://www.parts-land.jp/

デールの巻き線もなかなか扱いの少ない RS−1Aも扱っている、通販も対応しているし、気さくな方なのでわからなければダイレクトに電話してみても大丈夫だと思う

ちなみに、こうやって紹介しても私に利益はございません(爆)

配線材、コンデンサー、スイッチ等もあるのでチェックしてみるのはいかがだろうか?