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PT 200Vはどうですか?
2006年02月10日 (金) | 編集 |
 「PT 200Vじゃダメですか?」というような問い合わせをいただきました。

 結論から言えば、200V大丈夫です!
 ただし、抵抗を調整して出力段のプレートに250Vくらいかかるようにしてください。
 でも、220Vとかになっても音はちゃんと出ます!出力が減るだけです!

 正確にリップルとかを測定していないのではっきりとは言えないですが、200VがPTの下限という気がしますね。
もしかして、PT&ケミコン?
2006年02月08日 (水) | 編集 |
 セカンド・ランの方から「完成したよ!」とか、「作例」の写真がパッタリ送られてこない。

 「なんでかな?」考えてみた。

 たしかに、年度末に向かってみなさん仕事も忙しくなってきているのも要因でしょう。それだけじゃぁないな! 作ることはそれほど難しい基板じゃないし・・・

 ということで、いくつかネックとなっていそうなことを考えてみた。

A・「市販のPTだと、どれを買ったらよいかわからない」

 市販品で買う場合、以下の規格を超えていればOKです。

 最低の規格(利用率80%程度として)

1.  0−220V〜250V AC80mA 1回路
2.  0−6.3V      AC2.5A  1回路

1.の場合、「250Vじゃ電圧が高くなりすぎるからダメ」と判断した人、「リップルフィルターをもう一度調べてみましょう!」

 → このP.P.Pもっともシンプルなリップルフィルターをあえて使っています。
 → 電圧は基板で書かれている270Kが決定しています。
 → つまり、ここの抵抗をもっと大きくすれば電圧は下がる(270K以上)
 → 逆に小さくすれば、電圧は上がる、のです。
 → 抵抗を調整して、出力段のプレートに250V程度あてればよいのです。
 → とはいえ、280Vくらいあてている人もいますね〜(マックスだな、この場合は)

2.の場合 別に左右のヒーターを分ける必要はない。一つのヒーターで配線しても何ら電気的に問題はない。
 → よく売ってる「ヒータートランス」を(B電源用とは)別にもう一個買ってきて使っても良いのだ。
 → つまり、「PTは1個じゃなくても良いのだ!」
 → 実際、こだわってヒータートランスだけ別につける人もいるくらいです。

B・「250Vを整流すると350Vを超えてしまいケミコンが壊れるからダメ!」と考えている人もいるでしょう。

 すぐには壊れません!

 以下は私の経験からの話なので、試す場合は自己責任でお願いします。

 MJで宍戸さん(先生?)が、ケミコンの耐圧オーバーをかなり熱心にテストした記事と、実際に本人から聞いたことをもとにして、(私は)「良くはないけど1割程度オーバーは問題ない」と考えています。実際にそうして使っているが、「爆発したり」・「シューっと」来たことはない。

 フィルムコンなんてもっとひどい耐圧オーバーで使っていることもある。(爆)
 → この話題はいずれお話しします。

 みなさん、もっとポジティブにトライして実験基板を愉しみましょう!

 あしたは、「あのポータブル・オーディオ」について書いてみよう!

 やまださん・じんそんさんいいですか?
 
OPT(出力トランス) ナイスな視点?
2006年02月01日 (水) | 編集 |
 みなさんの問い合わせを拝見していると、ファーストのときとだいぶ感じが変わっているのを感じます。

 タマばかりじゃなく、OPT(出力トランス・アウトプットトランス)に関心を持たれている。これはホントにすばらしいことです。(これについては以前のブログの記事をご覧ください)

 私が力んで書いていることもあって、OPTについての問い合わせが多いです。

 「『何がイイですか?』には答えられない」ということは、前回お伝えしました。

 とはいえ、例によってこれじゃあんまりなので、私なりに使ってみたいと思うモノ、視点に加えてみても良いと思うことについてお伝えします。

 私の場合は、「もっとも廉価なものでどの程度の音質か?」を確認しようというねらいもあって、東栄変成器の2,000円もしないOPTを使ってみました。

ですが、みなさんの作例を拝見すると少なくとも私より良いモノでタンゴなど、国産のトランスの使用例がほとんどですね。

 しか〜し、ここで安く入手できる可能性があり、数も多いアメリカ製のビンテージモノを選択肢に加えるのはいかがかな?

 “ビンテージ”というと言い過ぎで、どちらかというと「軍用とか、中古品」という感覚なのだが・・・

 中でも一番のねらい目は、ラジオ用のスピーカーについていた小型の出力トランス。これはホントに小さく、とはいえ5Wは大丈夫といえそうなものばかり!(プッシュ・プル用で5Wクラスのモノは一般的なタマだと使いづらい容量である。そのせいか安価で売られていることが多い!)

 ショップでも、「よくもまあ、こんなモノを(ラジオ or スピーカーから)はずして売るなぁ!」と思うけれど、P.P.Pには充分使える。(ここがねらい目なのだ!)

 P.P.P自体出力はおそらく2Wは厳しいと思うので、おそらくどんなに小さなOPTでも容量がたりない、ということはないだろうし・・・

 さて、音質だがやはり真空管の使われていた時期のものなので(見かけの)作りはともかく安心して使えるモノが多い。

 日本製のトランスは「そつなく鳴らす」といった感じがある。(これはすばらしいことです!)

 だが、アメリカのモノは“バタ臭い”なんとなく「アメリカだなぁ・・・」といった感じの音で「味がある」というモノが多い。時期的には50’s・60’sといったアメリカ黄金時代のモノ。

 味を求めて、こんなものを捜してみるのも愉しいんじゃないかな?