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chorale 845 シングルアンプ その2
2011年02月15日 (火) | 編集 |
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反響が大きかったので、予定を変更してchorale 845 シングルについて先行展開する

重要な知識編だ!!

届いて開封、いきなりの音出し

→ choraleのアンプは、スタンバイスイッチがないので「ヒーターエージングはできない仕様」

「ま、チャイナなのでいつ飛んでもかまわない!」と思ってるのもあります

これが、RCAの845なら、ヒーター(フィラメント)エージングをしっかりやりますが・・・(爆)

残念ながら、チャイナの真空管は「まだ、解像度がソフトフォーカス」

→ 組み付け精度もオリジナル,ビンテージ期のものと比べると甘いんだろうが、真空度が低くても解像度が落ちる

→ こういった“甘いモノ”相手に真剣に音質調整も・・・

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あらら~、脱線しちゃった(苦笑)、さて、話を今日のポイントに移動!!

トリウム・タングステン・フィラメント(以下、トリタンと呼称する)について

845,211などのトリタンのフィラメントのエージング・管理は、一般的な酸化皮膜フィラメントよりはるかに重要なことを知ってましたか?

特に、電圧管理をしっかりしなくっちゃならない!

通常の酸化皮膜のフィラメントなら-10%~+5%と許容範囲が広めだが、トリタンはダメ!!


「-5%~定格」です

トリタンは、酸化皮膜のフィラメントが開発・登場し、低電圧・低温度で充分なエミッションが得られる時代以前の“古典的フィラメント”

そして、設計上必要充分なエミッションがやや安定して得られる唯一のフィラメント形式だった(昇華バリウムとか他のフィラメントもあります)

逆に言えば、当時必要とされるエミッションが得られるまで電圧電流を上げて規格化した値が、「10Ⅴ/3.3A」(もっとスゴイモンスターもあります!!)という、後に出てくる酸化皮膜フィラメントでは考えられない高電圧,大電流の規格と言っても良い

それゆえ、規格化したのは良いけど、扱いがデリケートなのだ

初期から使われてるフィラメントで、製造方法もポピュラーだが、1.電圧,2.フィラメントの温度管理がシビア、という特徴があり、両立しないとライフがガッツリ短くなる

当然電圧が上がるとトリタンのフィラメント温度の上昇は激しい

「じゃ、低けりゃいいか?」っていうと、「それもダメ!」

トリタンは、許容量が狭く、低い温度でムリにエミッションを要求されると、これまたガッツリライフが減ってしまう

なので、「温度が高くても、低くてもダメ!」という“ナマイキな”性質を持ってることに注意しておこう

ま、電流(A)に関しては、ちゃんと必要な量を供給できてるものと想定します

ということで、まず温度に直接影響を与えるのが電圧(V)

電圧(V)をしっかり調整しよう

以上から私は、直熱管の場合トリタンだろうが、酸化皮膜だろうが、ACの電源変動もあるので-3%あたりを目安に調整してる

300Bの5V/1.2Aなら、4.85V、845,211などの10V/3.3A系統なら、9.7V~9.8Vに調整する

また、トリタンのタマをつかったオーディオアンプは、動作的にも送信用途より軽いが、バッチリA級動作させてることが多いでしょう

その場合、ファンでガンガン扇ぐといった“強制空冷”は必要ないが(逆にこの場合、冷やしすぎが怖い)、“そよそよとしたファンの空冷”は好ましい
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コメント
この記事へのコメント
送信管はそんなに気遣いしなくて大丈夫
心配ならダンパー管が安いっす
イーグルスのホテルカルフォルニア聞きましょう
最後のツイングイターわ最高
2015/01/25(Sun) 18:57 | URL  | ぶらちん #sSHoJftA[ 編集]
9.5V~10.5Vまで大丈夫っす!!

11V超えると拙いっす!!

2015/01/25(Sun) 18:52 | URL  | ぶらちん #sSHoJftA[ 編集]
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