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オークションで落としたモノ 1
2005年12月15日 (木) | 編集 |
 “オークションで落としたモノ” それは、「ドイツのスピーカー」です。

 ドイツのスピーカーを始めて買ったのは、5~6年前くらいのこと。

 そのときは、”WE 755A” をサブに使ってやろうなどと、ムリしてとある店に買いに行った。

 そこで22cm(25cmとして売っている)のテレフンケンのスピーカーを見て、当時知識がなく「テレフンケンはスピーカーもあるんだ!」などと、思いっきり無知ぶり発揮したあげく「ちょっと聴かしてよ!」衝動買いしてしまったのが出会いであった。

 かなり、衝撃的だった。ご存じの方も多いと思うが、「バッフルなしの裸で鳴らしてイイ音するものは、間違いなくイイ音がする」ということ。

 比較のために鳴らしてもらったWE755Aなんてまったくかなわないすばらしい音で鳴ったのだ。

 それ以降、値段が安いとついチェックしてしまう。いくつか買ってみたが、どれもすばらしい音だ。

 ここからが本題である。

 ドイツのスピーカーの恐ろしさはその作りと見た目である。

 みなさんは、おそらくJBL・アルテックなどのがっちりして重いフレームに守られ、大きなマグネットをつけたものが「スピーカー」というイメージだろう。

 ところが、ドイツのスピーカーは違うのだ。例外的なモノを除けば「ひどくしょぼくてちゃっちいおもちゃみたいな作り」である。音を知らなきゃ「ありえね~!」と100人が100人いうくらい「キョーレツな作り」である。(ドンビキの極致!)

 コーン紙だって、ひどく薄くたよりなげ、である。(これはこれですごいことなのだが・・・)

 だが、その実力はスゴイ! JBL・アルテックといったアメリカ型の帯域バランスとは異なる、正統派ヨーロッパトーンで冴えている。どの帯域にも破綻がない。美しい!

 逆に、こんな作りでこんな音を出すなんて「やっぱベンツ・ポルシェの国は違うなぁ・・・」と感じてしまう。

 これと似た話に、初代ゴルフのリアサスの主要なパーツが1つのプレスの鉄でできていた。(かなりクラシカルな作り方)
 
 この味付けが絶妙で当時日本のメーカーが最新の電子制御で凌駕しようと思ってつくってみたが、いくらがんばっても超えることができなかった、というのと似ている気がするのは私だけだろうか・・・

                つづく
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コメント
この記事へのコメント
ドイツと言えば
ドイツと言えばシーメンスって思ってる私。
オイロダイン、とコアキシャルユニットは興味あるけど
まだ未体験。あるのはMBクォート(車用)、イソフォンのツイター(持ってる)、クルトミューラーコーンの16㎝ミッド(車用)、リタントゥフォーエバー(ドイツ盤)、
エーハイムのフィルター(熱帯魚用)ぐらい。
おっと、オーディンキャップ、EROもドイツか?
 やっぱドイツサウンドってのがあって、エッジに効いた、芯の強い音ってゆう印象があるけど、最近はちょっとかわって来たようす。昔はみんなシュバシュバ?
いってた気もする。カーオーディオだとBRAXが有名だけど・・・全体に作りのかっちり感がある気がする。
うーん話がまとまらないな~
2005/12/16(Fri) 00:17 | URL  | やまだ #XD/8Df/M[ 編集]
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