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P.P.Pの回路について  その1
2005年11月05日 (土) | 編集 |
 「どう考えてこの回路を設計したのですか?」という問い合わせを受けたので、ここでお知らせいたします。

 実にシンプル&オーソドックスとしました。気を衒わずに設計しました。一番考えたのは電圧です。何Vに設定するか?がポイントでした。なんせ、396A/5670/2C51はプレート損失が1.5Wです。この小さなタマの発熱を考慮すると出力を優先してマックスまで使い切ると寿命がどのくらいになるか想像がつかなかったからです。
 そこで、出力段は250V/5mA程度として、1.25W=約80%としています。これをもとに、テストを行い1.5Kのカソード抵抗を決めました。
 テストして毎回思うのですが、タマは80%以上の使用率の方が「音に張りがある」と感じます。
 逆に、60%以下の使用率で使うと「何となく音がにぶい」と感じます。
 今回も、「この辺がいいところかなぁ」と聴いてみて感じました。
 
 また、みなさんが間違いなく動作させるために、「発振止めの1Kを多く入れている」のが特徴といえば特徴ですね。ここまで念入りに発振止めを入れる必要はないと思いますが、「蛍光灯の真下に置く」・「テレビの上に置く」・「PCの近くに置く」といった発振させる可能性の高い場所に置いてしまう人もいるのではないか?と思ったらつけざるをえませんでした。(笑)
 ですから、この辺は各自の判断でジャンパーしてください。

 シンプルなP.P(プッシュ・プル)の回路というと「(初段と位相反転段を直結とする)アルテック型」が有名ですが、これは避け、各段独立させるようにしました。

 「アルテック型」のP.P回路
 これが、一番ポピュラーなものは映画館用(劇場用)として作られた“業務用アンプ”の1568,1569でしょう。初段と位相反転段を直結として、時定数(説明省略・長くなるので・・・)を1つ減らすことができます。
 ですが、そのあとドライバー段を追加して確実な増幅を行っています。

 直結のメリット・デメリット
 メリットは
・「時定数を1段減らせる」これにつきます。
 デメリットは
・回路計算がシビアになる。
・出力電圧が充分にとりきれないこともある。(ドライブ不足となること)

 前述した、アルテックの1567,1568ではやはり確実なドライブを行うためにドライバー段を追加しています。(こうするなら、結局時定数は1段増えるので「時定数的にはいっしょじゃん」!とは思うけど・・・業務用ならではの別の理由があったりする)

          つづく(苦労した初段編)
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コメント
この記事へのコメント
アルテック型といっても・・・
 アルテック型といっても、そういう呼び方をしているのは日本だけのようです。
2005/11/06(Sun) 06:45 | URL  | Lucy #-[ 編集]
なるほど。カップリング・Cがあると、アルテック型とは言わないのですね。
勉強になりました。このCが無いのが多いなーとは思っていたのですが。(^^;
つづきを楽しみにさせて頂きます。
2005/11/06(Sun) 00:14 | URL  | yos #-[ 編集]
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