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そろそろちょっとタフなギターを・・・ 3
2016年03月31日 (木) | 編集 |
さて、話をもどして・・・

最近はトップをデリケートに作る傾向が高く、最近のギターや個人ギター製作者(ルシアーと呼称する)にとっては、『「弾いたら緩める仕様」は“あたりまえ”』らしいが・・・

これはイヤだ!

ギターの構造を説明すると・・・

ギターの表板(トップ)の構造について

ギターの表板は弦に引っ張られてテンションがかかる、使う弦の太さにもよるが、約80kg程度のテンション力がかかる、といわれる

それに対し、表板の厚みは2.2~2.5mm程度にするのが一般的


→ たった、約2mmの板を80kgの力で引っ張る=当然補強しなければムリ!


このテンションに負けないために、「力木(ブレース)」を裏側に接着して補強する

表板の材質ももちろんだが、この力木(ブレース)のパターンや材質によっても音質、音量は無限に変化する

ここがギター製作者(ルシアーと呼称する)の音づくりの経験とテクニック、全技術・能力の集大成


表板,力木を分厚く、頑丈に作れば作るほど、鳴りと音量が悪くなるのは、ご想像のとおりである


さらにツッコむと・・・

あえて、表板・力木を弱く作り、弦の張力によってある程度(良く言えば)しならせて変形(悪く言えば)歪ませる、により、ルシアーの好みの音色、音量を得るための手法として、「ドーミング」(ドーピングではない!爆)を用いるパターンもある


「ドーミング」すると結果的に、トップ(表板)の強度が低いので、より弦の振動によりトップが動きやすいのである

つまり、強度が弱い分、弦振動の強弱に繊細に反応できることは、音質面にも音量面にも有効な手法

だけど、「やりすぎは何でも禁物」

Schoenbergはこの魅力的な鳴りと音質を手に入れるために、“ドーミングをやりすぎた”ともいえる


これが、ルシアーのダナ・ボジョアの技術の集大成

魅力的な鳴りと音質と引き換えに、過度のドーミングにより長期に渡って弦を張り続けることができない、つまり、弦の張力でギターのトップが引っ張られ盛り上がってくる、限度を超えれば「トップ・クラック」(ギターの表板が割れてしまう)を引き起こす


逆に言えば、そこまで強度を落としたことで“強烈な鳴りと音質”を実現している


→ 単に表板を薄くしただけで“強烈な鳴り”を実現できるわけなく、ダナ・ボジョアの技術によって実現できたわけだが…(表板を薄くしても、腕の悪い職人が作れば鳴らない!)

→ この“強烈な鳴りと音質”が素晴らしくて魅了されてるんだけど・・・

音質・鳴りは申し分ないが、

「弾くときに弦をチューニングして張り、

弾き終わったら緩める」

を“いとわない人にとっては

まったく問題ない”が、

「私はめんどくさいとしか感じない」



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