2006年01月11日 (水) | 編集 |

前にお伝えしましたが、「試聴会用スペシャルP.P.P」を組み上げました。
現在、エージングを兼ねて鳴らしこんでいます。
試聴会にいらした方には、“スペシャル”の内容を先行でご紹介いたします。
具体的には、「3rd Stage 改造編」の内容を盛り込んでいます。
実聴してみて、「改造するかどうか?」を確認することもできます。
また、来ていただく以上何かおもてなしをしようと思い、私は“秘蔵のWE 396A”をおろしました。
写真を見ていただくとおわかりいただけると思いますが、「プリントが横向きの最初期の396A同一ロット6本組 デートコード 013(1950年13週)」のものです。
これはさすがにもったいなくて、使わずにしまいこんでいました。(笑)
では、「何を使っていたか?」というと、初段の2つしかWE 396Aは使っていませんでした! それもこれとは違うヌキダマを使っていたのです!(爆)
せっかくみなさんに来ていただくので、現在組み上げた「試聴会用スペシャルP.P.P」をエージングしています。
インプレ
こんなに小さくても、ウエスタン・トーンがしてビックリ! 帯域バランスは、101/205系のものではなく、300B系にそっくりである。これにはかなり驚いた。こんな小さなタマが300Bとバランスが似ていて、似た音で鳴るなんて・・・なんか300Bとブランドテストをしてみたい、そんな気さえしている。それくらい似ている。
現状では、「エージングが完了していないのでどのように変化していくか?」はわからないが・・・
WE 396Aについて
396Aのデビューは、1946年である。1984年に生産を終了した。
最初期から、50年代頃までは、下の写真のように普通のMT管と同様の向きに黄色いプリントがされているが、60年代頃からポピュラーな90°向きを変えた方向にプリントされるようになった。
ウエスタンの古いモノについての音質
300Bを例にあげると、
1.最初期のものは、“刻印”といわれるベースに文字が掘られたようになっているモノ
2.40年代のモノ
3.50年代のモノ
にレア度も高く(そりゃそうだ!)人気がある。
たしかに、レア度が高いから人気もあるのは事実だが、ホントは「古いウエスタンのタマはしっとりした音質」であることがたまらないからなのだ!当然、時代が新しくなるにつれてしっとり感は減少し、HiFiな傾向になっていく。
300Bほど多くを聴いていないが、396Aについても同じことが言えると感じた。
この初期の396Aはしっとりした音質をしている。(それが好みかどうか?ひとそれぞれだけど・・・)
エージングもさすがに慎重に行った。
ヒーターエージングだけで、連続48時間(2日間)かけた。(笑)
1950年製ということは、約60年くらい前のモノである。60年の眠りから覚めて、いきなり働け!じゃ、ちょっとかわいそうすぎるもんね!(笑)
加筆修正しました。

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