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“フルスイング”について  (前編)
2006年11月30日 (木) | 編集 |
 ここできちんと“フルスイング”について説明しておきましょう。

 電気的には、「プレート・チョーク」のことをいいます。

 「真空管にコイルで負荷を与えること」をいいます。

 負荷を与えるところは真空管の場合、プレートになることから、「プレート・チョーク」といいます。

 通常は、抵抗を使うのでその場合は、「抵抗負荷」といいます。

 今日は、難しい話は抜きにして“音質”をメインに説明します。

 まず、自分で「プレート・チョーク(コイル負荷)」を試してみて、音質の違いに驚いた。

 いろいろと話題にのぼり知っていたことだが、やはり、「抵抗負荷には限界がある」ということを実感したのである。

 つまり、「コイルの負荷の方がより増幅している」

 イコール「抵抗負荷ではバッチリ真空管を働かせることができない」

 言い換えれば、「コイル負荷の方がはるかにバッチリ真空管を働かせている」

 → 「真空管を抵抗負荷よりはるかに働かせている」

 → 「音のレベル(ゲイン・分解能・力感・押し出し)が違いすぎる」

 と感じたのである。

 電気的にも、高いインダクダンス(高負荷)を与え、少電流しか流さず増幅させると増幅率はかなり理想(理論値100%)に近づく。

 ∴ 「フルスイング」と称しているのだ。

 この音質がすばらしく、気に入ったのでそれ以来「コイル負荷」を好んで使っている。(どんな定数でもバッチリというわけじゃないけど・・・)

明日は、もっとつっこんで製作時に大切なことをお伝えします。
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2/3以上の方が振り込んでくださいました!
2006年11月28日 (火) | 編集 |
 もう2/3以上の方が振り込んでくださいました!

 ありがとうございます!

 ちょっと、1人1人に「確認メール」を送信する余裕がないのでこの場を借りて御礼申しあげます!
抵抗=音質の違い
2006年11月27日 (月) | 編集 |
 ご予約をいただいた方に「部品表」を添付しました。

 そこで今日は、抵抗の音質についてお伝えします。

 みなさんの参考になれば、うれしいです!

 ただし、これは私の個人的な感覚によるモノなので「絶対ではありません」(当然ってか・・・)

 「えぇっ!抵抗で音質が変わるの?」という方はもういないハズ?

 たしかに、「同じ値なら、どの抵抗でも電気的な性能は同じ」ですが・・・

 入手しやすく、音質的にもお勧めできるモノを紹介します!
ソリスト 1

 「ソリスト」(金皮)

 私が、試作などでよく使っているモノ。

 音質評価でも“デフォルト”、として使っている。

 「暖色系」・「高分解能」・「バランス」がすばらしい。

 これを使って「高域がうるさい」といったことを聞くが、それはその人の装置、もしくは、そのほかのパーツに問題がある。
デールの金皮 1

 「デール」(金皮)  RN-60,CMF-55など数種ある。

 音質的傾向は、「ソリスト」と同様だが、なんと言っても「力感のある・パンチのある音質」が魅力。

 個人的に感動するのは、「巻線のRS/NSと金皮が同種の音質を持っていること」

 “カンパニーのアイデンティティー”が感じられる。
TDO 1

 あなどれないのが、これ!“酸金”

 「TDO」と書かれている。アキバでもポピュラーに安価で入手できるモノ。

 ワッテージも3W,5Wとあって便利。

 音質は、「中域のある部分がエンハンスされていてホットになること」

 「酸金」独特の“ざらっとした感じ”もプラスされて、ジャズ,ジャズ・ボーカルなど聴くジャンルが決まっている人にはハマる。
デールのRS 1

デールのRS 2

 「デールの巻線」(RSシリーズ)

 今回も、P.P.Pと同様に出力段のカソード抵抗には、デールのRS-2B(RS-1Aでもワッテージは足りる)をリコメンド。

 ここは、力感を稼ぐ抵抗をぜひ使いたい。

 やはり、MT管を出力管に使うのでこの辺はキモです。

 だが、巻線抵抗で良いモノとなるとデールのRSくらいしかないのがツライところ・・・

 もっと高分解能で、力感があるモノが入手できれば良いのだが・・・
H&P 1

 「HOLCO&PRP」(金皮)

 値段も50円~100円程度と安価なものだが、パーツコネクションから“海外通販”しなければならない・・・

 かなりオールマイティ!

 音色・分解能・力感のバランスがすばらしい!
OS 1

 OSコン(抵抗とは関係ないが・・・)

 私は、初段のカソード・パスコンはOSコンを使っている。(オールフィルム・スペシャルにしないときは、まず指定席だなぁ・・・)

 音質的にクセがなく、大変素直でニュートラルなところが良い。

 若干“厚みに欠ける傾向がある”が、これはデールのRSで最終的に充分なバランスを取ることができるので問題ない。

 それよりも、初段のカソードに“クセのある抵抗・コンデンサー”を使って、出力段で修正する方が始末が悪い。

 ご参考になればうれしいです!
メールを送信しました!
2006年11月25日 (土) | 編集 |
 ご予約をいただいた方に、メールを送信いたしました!

 「部品表」をpdfファイルで添付いたしました!

 もし、私が添付し忘れていたならご連絡ください!

 また、メールが不達ということはないので、全員に届いているはずですが、「届いていない!」方がおられましたら、ご連絡ください!
メールを送信します!
2006年11月24日 (金) | 編集 |
 P.P.P PLUS 予約者のみなさまへ
 
 基板も12月1日(金)に到着が決定しましたので、予約者のみなさんに25日・26日の週末にメールを送信します!

 振込先などをご連絡いたします。

 以下の予定で、発送を行います!

 来週の1日(金)までに振り込み確認が取れた方については、2・3日の土日に発送いたします!がんばるぞ~!(私の口座は、インターネットで振り込みの確認ができます!)

 来週中に確認が取れなかった方の分は、次週末の土日に発送を行う予定です!

 1セットにつき、トランスが計4個となることから、「真空管セット」も申し込まれた方については、「郵パック」の方に「基板など破損の可能性があるモノ」を同封する方が、万が一の危険性を回避できると考えています!
えっ、想定外だよ!
2006年11月21日 (火) | 編集 |
 電源トランス,プレートチョーク用チョーク(以下、プレートチョーク)ともに「11月下旬の仕上がり」とのこと。

 だが、いきなり電源トランスが到着!

 唐突に「プレートチョークできあがりましたぁ!」の連絡!

 まとめると強烈な重量になる「電源トランス」

 そのうちの1箱を紹介(重いモノ持ったので、直後に手が震えてピンボケ!←たんにヘタなだけ?)
PT全景 1

 アップで1個  1個1個バッチリ固定されているので、“梱包”のときまで、はずすのやめた!
PT 1

 プレートチョークは取りに行くハメに・・・

 電源トランスより軽いものの“やっぱ、強烈!”

 こちらもそのうちの1箱を紹介
PCH全景 1

 そのうちの1個のアップ
PCH 1

 さすが“特注”だ! 直流抵抗が一般的に手に入るモノと比べると約半分の2.5K付近だ。(一般的なモノ5~6K)

 線材が太い証明だ! コアも大きく、高性能間違いなし!

 それにしても、来週に向けて心構えしてたのに・・・

 基板の仕上がりは、12月1日。

 つまり、来週末に“根性の大梱包大会!”と予定を組んでいたのだ!

 まったく、想定外だゼ!

 これなら、先週末(17日)に基板を仕上がるようにしたんだけどな~!!
試作&ケーシング 5
2006年11月19日 (日) | 編集 |
 「どんなパーツを使いましたか?」という質問をうけました。

 お応えします。

 試作に使ったパーツ

・抵抗・・・ソリスト

・出力段のカソードのみDALEのRS-2Bを使用(力感を出すために!)

・初段・カソードパスコン・・・OSコン

・出力段・パスコン・・・スプラグ(添付品となるもの)

・カップリング・コンデンサー(位相反転段)・・・WIMA 0.47μF/400V
 → 見た目で選らんだので、音質を知らなかった。
 → 厚みが0.22μF/400Vとほぼ同じくらいなので、内蔵するとき始末がよさそうと思って選んだ。

・カップリング・コンデンサー(出力段)・・・ERO KT1800 0.22μF/400V
→ WIMAを買ってきたので“ドイツ”でまとめようと、手持ちを使い回し、音質は知っている。出力段・パスコン・・・スプラグ(添付品となるもの)

・デカップリング・コンデンサー・・・ニチコン 100μF/400V(ジャンクショップで購入・400V耐圧というところが古さを感じるなぁ・・・)

・カップリング・コンデンサー(位相反転段)・・・WIMA 0.47μF/400V
 → 見た目で選らんだので、音質を知らなかった。
 → 厚みが0.22μF/400Vとほぼ同じくらいなので、内蔵するとき始末がよさそうと思って選んだ。
カップリング 1

・カップリング・コンデンサー(出力段)・・・ERO KT1800 0.22μF/400V
→ WIMAを買ってきたので“ドイツ”でまとめようと、手持ちを使い回し、音質は知っている。
絶縁テープ 1

 WIMAのコンデンサーがアルミのパイプに封入されている(ハーメチックっぽくない・・・)のでこの梱包テープを使って、2回くらい巻いて念のため絶縁した。
 音出し中 1

 上面の写真はいくつ顔見せしたけど、“ちゃんと音が出ている”と判断いただけるモノを晒してないのであらためてご紹介!

 下のトランス群と連結するためのパーツとして「ギボシ」を使った。

 「なぜっ?」って、これを使えば、ギボシの端っこにテスターをつないで、スピーカーの-(マイナス)につないで電圧などを測ることができるからです。(試作機ならではの仕様だな、こりゃ・・・笑)

 なので、鳴らしている最中にズラしていろんなところの電圧を測るために「バッチリフタしてない!」→「非常にキケン!」← よいこのみなさんはしないようにね!
試作&ケーシング 4
2006年11月15日 (水) | 編集 |
 基板にパーツをハンダづけして装着することはSOPのような“目と手にチャレンジングなパーツはない”のでラク!(笑)

 部品点数も少ないので速い人なら、2枚で1時間もかからないと思う。

 ただ、なんでもそうだが“コンパクトに作る”ということは配置・スペース的な余裕がシビアになる。

 HENは60mmと80mmの厚みがあるが、「箱は、薄い方がかっこイイ!」といわれるので、作例ようには60mm厚のものに内蔵することに決めた。

 箱の長さは、最大のモノを選んでも200mmだ。

 実際、60mmに内蔵することはそんなに大変なことではないが、やっぱり80mmのほうがはるかにラクだ。

 薄く仕上げるためには、基板をHENにつけるためのスペーサーに5mmを選択する。
5mm 1

 → どちらの面に“かさばるパーツをつけるか?”,“どうつけるか?”がキモになる。
表 実装 1

 “どうつけるか?”とは、たとえば、“ケミコンを寝かしてつける”といったような工夫したつけ方である。
裏 実装

 パスコンのスプラグを寝かしてつけている。

 このときまでは、デカップリングのケミコン4発を寝かしてつけていないが・・・あとで、後悔する(いけない二重表現だ!)ハメに・・・

 今回配置の関係上、基板の下にRコア or CHを取りつけざるをえない。

 ということは、HENの中に基板&トランスが収める、ということになる。

 では、具体的に寸法を追って、お伝えする。

 HENの60mmの高さ(厚み?)×200mmのものを選択する(80mmの方がはるかにラクだけど・・・)

 HENの中の高さ(厚み)を仮に60mmとする。(実際は55mmくらい)

 PTでRコアのRA-40型は、スペックによると高さ47mm、CHは不明だが50mm程度はあるだろう。

 つまり、トランス以外に残されたスペースは10mm程度しかないことになるのだ。(おぉっ!)

 よって、基板はできる限り薄く仕上げ、取りつける必要がある。
薄いぞ!

 平滑用のケミコンは寝かすにしてもかなりの直径だ。

 これについては、基板に対し、各トランスが干渉しない位置にオフセットすることで対処するしかない。(おぉっ!)

 「こうすれば、だいたいおさまる!」までは、頭の中でシミュレーションしたが、実際にモノを置いてみて、あまりのタイトさにビックリ!

 かなり、シビアな“現物合わせ”で穴あけをせざるをえなかった。

 私も「できる!」とは思ったが、HENの中の配置は3次元で、頭の中だけではこまかいところがピンとこなかった。

 そこで、実際に置いて「あたるかどうか?」をチェックして最終的な取りつけ位置を決めざるをえなかった。

試作&ケーシング 3
2006年11月12日 (日) | 編集 |
 今回の試作で一番キツかったのは、ケーシングを含めた製作!

 その「穴あけのちょっとしたコツ」をお伝えします!

 穴あけをした断面は、こんな感じになっている。
塗る前 1

 このマジックを使って断面に塗るとルックスが良くなる!
マジック 1

 塗った後を見ると、こんな感じでブラックのシャーシと同色になってグッド!

 ちょっと、お手軽な方法だが、いいでしょ!
塗った後 1

 次は、ソケットのハンダづけのコツ!
ソケットのハンダづけ 1

 このように、ソケットに真空管をつけてハンダづけをすることを薦める。

 なぜなら、ハンダづけの具合で、実際に真空管を挿すときに実にしぶくなっているのだ。

 最初この方法でハンダづけしなかったときに、ひどく挿しづらく「真空管が割れるんじゃないかな?基板壊れるんじゃないかな?」と、ぎょっとするくらい堅くて困ったからだ!

 こうしてハンダづけすれば、挿しやすくて便利である。
試作基板&ケーシング 2
2006年11月10日 (金) | 編集 |
 けっこうみなさんに良い評価をいただけたようで、HENのケーシングについてはかなりの質問をいただいたので、写真を中心にお伝えします。

 まずできあがった試作基板はこんな感じ
基板 おもて PLUS 1

基板 うら PLUS 1

 買ってきたタカチのHEN2種

HENの箱 1

HENの箱 2

 試作基板をHENのケースに置いてみた

 収めることができるぞ~!
ケース 1

 基板の後ろ側にはトランスを置くスペースがある。(今回の試作基板用に、市販品のEIコアのPTを買ってきた。のここに配置した。)
ケース&トランス 1

 トップとなる部分の穴あけを終えたところ
TOP 1

 OPT用のHENにも穴をあけた(3個ずつの穴はP1・B・P2用と入力のシールド線用で念のため左右にあけてあるが、実際にはすべてを使わない)
OPT 穴

 OPTを載せるとこんな感じ
OPT HEN 1

 特注したかのように、ピッタリはいるぞ~

 つづく~!
試作基板&ケーシング
2006年11月06日 (月) | 編集 |
 やっと、できた!

 HENの60mm!

 “ミラー・イメージ・ペア”で創ってみた。

 電圧などチェックするため、下のパネルをつけてフタしてない!
PLUS動作中 1

 5687の0.9Aはあかるい!
PLUS全景 1

 OPTも上につけたHENに内蔵だ!
PLUS上から 1

 200mmのケースに内蔵!
フロントパネル 1

 スタンバイ・スイッチもつけた!
バックパネル 1

 IECインレット,サーキットプロテクターなどは、めちゃギリギリの配置!!
バック 1

 スピーカー端子もギリギリだ!
セレンも到着してます!
2006年11月04日 (土) | 編集 |
 セレンはこんな感じです!

 ご存じの方には「信じられない形状」のモノだと思います!

 あの“ラジエター型”じゃないセレンなんて・・・
セレン・ブリッジ・ダイオード 2

基板裏話 4
2006年11月02日 (木) | 編集 |
 そして、「デュアル・モノラル基板」のデザインが完成し、私も検討し打ち合わせを数回行いました。

 やっと、P.P.P PLUSの最終基板デザインができあがったと思って、アップしようとしていたそのとき

 「もう少し小さくしたら、じんそんさんのDACでよく使われていて、安価で豪華なタカチのHENのケースに入れらるんじゃないかな?」

 と、またしてもひらめいてしまいました。(まったく、ニブイおつむだな!もっと速く気づけよっ!・・・苦笑)

 急遽アップを中止!

 自分でCADをいじくりあがくこと数日、うまくいかず、ついにじんそんさんに第2回目のデザイン変更を依頼。(ホント申し訳ない・・・)

 変更意図を説明したところ、じんそんさんは「やりましょう!」と快く了承してくださいました。(もう感謝の言葉が見つからない・・・)

 ついに、今回発表する原案のデザインを数時間後(!!!)にいただいた。

 数時間後にもかかわらず、配線パターンがさらに整理・合理化されているところが信じられない。

 「あとは、自分で修正してくださいね!」とのこと。

 ここまでしていただいたら、私も何かしなければ申し訳ないのであがくことあがくこと!

 いくつか取り回しを変更して、じんそんさんにチェックしていただいて、今回の発表までこぎつけることができました。