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3rd Stage ファイナル 究極改造「オール・フィルム」(ケミコンレス) 8
2006年06月01日 (木) | 編集 |
 フィルコン&リップルフィルターのコンビネーションを採り入れるまでに、当然試した回路がある。

 それは、コンベンショナルなフィルムコン&チョークである。

 一般的には、「コンデンサー・インプット」だろう。

 これはこれで良いチョークを使えば、リップルを平滑できるので使いモノになる。

 音質的には、もちろんケミコンを使ったのとは比較できないし、フィルムコンを使った利点は感じられるが、フィルムコン&リップルフィルターの音質にはかなわない。

 唯一、フィルムコン&リップルフィルターの音質を超えるのは、「チョーク・インプット」&フィルムコンだ。

 コンベンショナルであり、トランジスタを使わず最も音質が良い。

 誰が聴いても、「チョーク・インプット」でバッチリ調整したアンプなら、これに勝るものはないだろうなぁ・・・

 だが、これには問題がある。

 それは、“うならない”チョークの入手だ。私は通常品よりも高価な「チョークインプット対応」と明記されている日本製のチョークはいくつか試した。

 しかし、どれもうなる。このうなり音はかなり気になるのでガマンして使う気になれない。

 このあと捜しに捜して、“根性の入った”チョークを入手してうならない状態で試した。

 さすが音質はすばらしい!フィルムコン&リップルフィルターの音質より上だ。

 音質的には最も良いが、“根性の入った”チョークは、“大きさも根性が入っている(大きすぎる)・・・笑”ため、設計したシャーシには搭載不可能で使用を断念した。

 チョークインプット&フィルムコンの音質

 冴えた、浸透力のあるいままで聴いたことのない音質だ。

 “真夏の炎天下で飲む、キーっと冴えた冷たいビール”といった音質である。
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3rd Stage ファイナル 究極改造「オール・フィルム」(ケミコンレス) 7
2006年05月29日 (月) | 編集 |
「リップルフィルター?」

 YES! YES! YES!

 私がリップルフィルターを使用した本当の理由は、オールフィルム化のためである。

 「これだけじゃわからない!」って・・・

 つまり、少ないフィルムコンの容量(そりゃあそうだ、高価なフィルムコンでさらに大容量なモノを簡単に買えるほどお金持ちじゃないので・・・)を補うための工夫であり、そのための回路なのだ。

 ごく簡単に、リップルフィルターの動作原理の解説

 ベースにつながっているコンデンサーのhfe倍したコンデンサーと同じことになる。

 使った、2SD798はhfeが1,500,2SD1409は600だ。
 コンデンサーを100μFとすると2SD798だと、150,000μF、2SD1409なら、60,000μFの平滑コンデンサーを使ったのと理論上同じになるのだ。(こんなに、強烈な量を使ったアンプなんてとんでもないことでしょう!)

 → ハムはなくなるって!(配線の引き回しが悪い人は × )

 話を元に戻して・・・

 当初は、「タマにトランジスタを混ぜるような無粋なことはしたくない!」などと、ポピュラーな考えをもっていたが・・・使ってみて、あっさりと考えを改めてしまった。

 結果的には、多面的にメリットの多い回路であることがわかった。

 たかが、トランジスタ1個・抵抗1本・コンデンサー1個(コストパフォーマンス抜群!)でケタはずれな仕事をしてくれる。

 以前にも書いたが、リップルフィルターの利点をもう一度書いておこう。

 1.非常に電源のインピーダンスが(極端に)低くなること。

 → 低インピーダンス電源による音質の良さ、がわかった。
 → リップルフィルターは回路上NFB(負帰還)がかからないこと。

 2.電圧の立ち上がりが遅いこと。

 → ラッシュカレントを防げる。
 → タマにはスロースタートが好ましく、P.P.Pの場合、B電圧が

 設定値(250V近辺)まで上昇するのに、約3分くらいかかる。

 → さまざまな応用回路(ex.LED電源)があるが、あえてシンプルな回路を「B電圧の立ち上がりの遅さ」から好んで使っている。

3.理論的にほとんどリップルがとれることから、チョークトランスを使う必要がない。

 → 武末さんの実験記事による。

 念のため、私の好んで使う一番シンプルなリップルフィルターの欠点も再掲しておこう。

 ・電圧をロックしていないこと。つまり、電圧は非安定化状態だ。電圧の安定化は可能であり、簡単である。ツェナー1本で安定化できるが、このツェナー1本のノイズさえも嫌って、あえて安定化しない。

 厳密に言えば、これは良くないことだが、仮に250Vが245Vになっても音質的変化は聴感上感じられない。

 「ならば不要なノイズを混入をさせてまで安定化する必要はない」、という判断である。

 結果的に、リップルフィルターのその他の利点の効果も大きく音質的にはより好ましい方向へとシフトした。

 これによって、トランジスタを混ぜる無粋さを補ってあまりあるため好んで使っている。
3rd Stage ファイナル 究極改造「オール・フィルム」(ケミコンレス) 6
2006年05月27日 (土) | 編集 |
 このシリーズを続けていたら、メールが来た。

 「どこのフィルムコンがお薦めですか?」

 なるほど・・・・

 では、現行のモノで音質的に充足できるモノを紹介します。
C 1

 これは、シズキのコンデンサー「RUZ」シリーズとか言うらしい。

 重くてでかくて、大型真空管、せめて300Bクラスでないと大きさ的にバランスが取りづらいかな?

 でも、音質は問題ない。
C 3

 おそらく、このシリーズが一番使いやすいと思われる。

 前にも紹介したが、東一(TONE FACTORY トーン・ファクトリー)のフィルムコン。

 これの100μF/250V(耐圧ちょっと定かでない・・・)は、100μFのカソードパスコンに常用している。

 100μFというと、海神で売ってる「KMコン」がポピュラーかもしれないが、大きさが許せば、東一のものを薦める。
 C 2

 最後に紹介するのが、四谷にある「トライアル エレクトリック プロダクツ」が輸入販売しているモノ。

 これもよい。

 最近は、「MJ」にも「ラジオ技術」にも広告を載せなくなってしまったが、営業は行っている。

 せっかくなので、URLも載せておく
 http://www5d.biglobe.ne.jp/~trial213/

 この店のアンプに対する考え方・パーツに対する考え方は大変信頼できるし、ここのオリジナルOPT(出力トランス)は大のお気に入り!

 このOPTは、本当に音のことだけを考えて物量投入し、手抜きをせず、コストを度外視して作り上げた逸品である。(日本の有名メーカーのようにピッチ(充填材)で・・・(ふせます)しているものとは違いホントにコアがでかくてすばらしい!)

 ただし、信じられないくらい大きく重い。(14kgとか・・・)

 この店も、きわめて速い時期からフィルムコンのアンプに取り組んでいる。(おそらくここくらいフィルムコンにくわしくノウハウを持っている店はないだろう)

 ただし、どこでもそうだが、電話して簡単に応えられるような内容ではないので、問い合わせて迷惑をかけないようにネ!(切られる?)

 その他、私が掘り出し物で捜しているフィルムコンは、“ACモーターとかに使われていたタフでごっついでかいフィルムコンだ。

 同じ蒸着タイプ(メタライズド)でも、用途が厳しいせいかガッチリ作ってあり音質的にも“厚みのある”ものが多いと感じている。

 でも、なかなか見つからないんだよねこのタイプ!

 見つけると買うようにしているんだが・・・

 なぞかけ、です!

 さて、フィルムコンのことをずっと書いていて、

     「ハッと、気づいた人はいませんか?」

 それは、なんでしょう? ・・・宿題でいす!
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